おののく
先日、パピーウォーカーとして仔犬が初めてやってきた家庭の番組を見ました。
番組を見ながら、我が家のインディ君(初代ベアディ)が町田から飛行機に乗ってやってきた時のことを思い出しました。暗闇の中でゆられながら着いたら知らないヒトに連れて行かれ、さらにそこにこれまた朝まで育ててくれたお父さんやお母さんではない知らない男女がやってきて、ニコニコしながら自分を抱いたと思ったらそのまま車に乗りました。知らない家に着いたら、兄弟や友だちもだれもいない寂しい家で、狭いケージに独り詰め込まれてとてもショックを受けました・・・彼が、その環境の変化を理解できずにおののいて戸惑っている姿を思い出したのです。彼は、一晩中寂しそうにケージの中で啼いていました。
彼らは、生まれた時からそれがサダメなのだろうけれど、なんか「申し訳ないなあ」という気持ちを抱きました。この子、たまたま私たちに選ばれてしまったからこんなところに連れて来られたけれど、タイミングが一つ前か一つ後だったら時々はお父さんに会いにつれて行ってもらえるような近場に貰われていったかもしれなかったのに。なんか、自分の意志とは関係ない所に連れてこられて、訳も分からず厳しくされて、泣きたくなったんじゃないのか。今でも、優しそうな顔で目線を逸らすインディ君の顔を思い出すたびに、ちょっと切なくなります。
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