こだわらない
右肩の痛みが再燃し、近くの整形外科に行って『肩腱板断裂』の診断をいただきました。まあ、それがたとえ五十肩や頚椎症の再発であったとしても、それはそれなりに運動範囲の制限を余儀なくされます。ハンドルを切るのにも支障を来すこの右手。そのうち治るだろうと思いながらも、方向によっては滅法痛くて思わず悲鳴をあげる程度なわけで、日常生活のみならず仕事の日常業務も今まで通りとはいかないことが少なからず出てきました。
そんなとき、若い頃なら、痛くても頑なに今までのやり方を踏襲させて頑張ってきていましたが、今回はそんなプライドはさっさと捨てました。痛いのに無理して右手を使うことはない。今まで両手でやっていたことを左手主導でやるにはどうしたらいいか、試行錯誤しながらやっています。不自由だけれど、慣れればそれはそれで何とかなる感じ。脳梗塞を患って右手が使えないとか、骨折して使えないとか、そういう状態だと思えば済むことですから。
もっとも、腱板断裂の診断をいただいて、「この程度ならインナーマッスルを鍛える運動したら治りますよ」と先生に云われて理学療法士さんにいろいろ指導していただきました。「痛い痛い痛い」「痛いですよね~。はーい、がんばってくださ~い」って、何? 「痛いときには無理しないでください」というのがストレッチとかコンディショニングとかの基本なんじゃないの? 急性期なのに痛くなることしていいの? と疑問符だらけのわたし。「どうせ切れた場所は治りません」と引導を渡されたことは理解できますが、今これだけ痛いのに、痛み止めも使うことなくただリハビリだけするとその痛みがなくなる、という概念が全く理解できません。なのに・・・毎日やってたらどんどん可動範囲が増していく・・・やっぱり、餅屋は餅屋だね。専門家のいうことには疑念を抱かずにしっかりと従って頑張るのがよいということを学びました。
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