甘酒かぁ
<「甘酒」を飲んでコレステロールを低減、便通を改善 プロラミンが作用>
甘酒を”飲む点滴”と呼ぶということなんか聞いたことはない(きっと興味がなかったからだろう)けれど、たしかに風邪を引いたり体調が悪いときには甘酒をのむという風習はむかしからありましたし、甘酒に肥満抑制効果や腸内改善効果があるというのも聞いたことはあります。今回はこれを金沢工業大学のグループが検証したそうです。
『米に含まれるタンパク質のうち、10~15%程度を占める「プロラミン」』という物質が、『ヒト消化器官内で消化・吸収されにくい「レジスタントプロテイン」と呼ばれる難消化性タンパク質の一種で、食物繊維に近い機能のある物質で、便秘改善やコレステロール排出促進、肥満抑制効果などの生理作用がある』ことから、これが甘酒にどれくらい含まれているのかを研究したようです。
結果はまあ読んでいただくとして、甘酒には、『「米麹と米のみから製造されている甘酒」「米麹と酒粕のみから製造されている甘酒」「酒粕のみから製造されている甘酒」「米麹のみから製造されている甘酒」』という種類があり、この順にプロラミン含有量が少なくなることも解明しました。一言で”甘酒”と云っても、いろいろ種類はあるのですね。今度買うことがあったら(ないかな)、原材料をきちんと確認するのがよろしかろう。
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