息を吸ってください。
外来の診察ではなく、住民健診でもなく、人間ドックの診察。
聴診器を当てて「息を吸ってください。吐いてください。息を止めてください」と云いながら呼吸音や心音を聴き取ります。
この時に、「息を吸ってください、吐いてください」というところを、「息を吸って」「吐いて」「止めて」と命令口調になることが時々あります。だって、まどろっこしいし、話していると音が十分聞こえないので自分の発する言葉は最低限にしたいから。
でも、その都度、気になるんです。なんかこの命令口調は上から目線の極みでしょ。病気で病院を受診しているわけでもないし、わざわざ高い金払って来てるお客さんにそんな偉そうな態度を取っても良いモノだろうか?と。そんなことを思うと、せめて何回に一回か(特に最後)は、「~してください」を盛り込むように心がけているわたしです。
謙虚でしょ。どっかの総理大臣や某大臣みたいに、何を云っても上から目線のしゃべり方になっても気にしていない(というか気付いてもいない)人は、何云ってるかすら分からないだろうなあ。
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