納豆アレルギーとサーフィン
Medical Tribuneから配信された第67回日本アレルギー学会(6月22~24日)からの記事。横浜市立大学大学院環境免疫病態皮膚科学教室からの報告で、食物アレルギー患者のうち納豆アレルギー患者は非納豆アレルギー患者に比べて、マリーンスポーツの経験者(92.3% vs 11.4%)特にサーフィン経験者(84.6% vs 1.6%)に有意に多く、納豆アレルギー患者は一夏に2週間以上はマリンスポーツをするというものです。
犯人はクラゲ。「海中に生息するクラゲなどの刺胞動物は納豆と同様にPGA(納豆アレルギーに含まれるポリガンマグルタミン酸)を産生する。サーフィンなどのマリンスポーツ実施者はクラゲに刺される頻度が高いため、PGAに感作されるリスクが高いのではないか」と推測されています。
まあ、これは何を注意したら良いのだろうか。「サーファーは納豆食うのは諦めろ」「納豆食いたかったら夏の海には入るな」みたいなことだろうか。
わたし、意外に納豆食います。大好きではないけれど、キライでもないので、この歳になるとカラダにいいものが目に前にあればとりあえず手を出しますもんね。良かった。若い頃からそんなに海に浸かるのが好きではなく(前世で船底に取りのこされて溺死したみたい)、色白で(いいとこの坊ちゃんだから)すぐに真っ赤に日焼けしてしまう体質(やけどして往生した経験あり)だったので、クラゲなんかに刺されて経験はたぶん、1,2回しかないはず。
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