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水を飲まない

この1週間、一人の生活をしてみて分かったことがあります。私、独りでいると意外に水分を取らないんだなということ。毎日あれだけ頻回に起きていた夜間のおしっこがほとんどない。午後の仕事中にも何度も小便で抜けていたのにほとんど行かない。小便の色が異常に濃くて、血尿じゃないかと思うくらい。そんなに生活が変わった感じはしない。火を使いたくないからおかずはスーパーで惣菜を買ったけどご飯は自分で炊いたし冷奴や納豆がメインなのも前とは変わらない。独りだからといって酒の量が増えるでもなく減るでもなく、夜更かしするでもなく(テレビも見ないからする事がなくて、むしろいつもより早めに就寝)。でも、確かに毎日一本は消費していた2リットルのペットボトルが1週間もったから、水分を取ってないのは事実なのだと思います。

頑固な咳が続いて長いこと散歩ができず、雨が降って出られない日もあり、久々に出たらあまりの暑さに愛犬の方がへばって自ら近道を選択したりしたから、たしかに活動量が極端に落ちました。職場で無駄に歩き回っていたのも、風邪をひいた上に愛犬の下痢や妻の緊急入院などが重なるうちにどうでもよくなって動かなくなった。それは事実。だから喉が乾かなかったというのはわかるけど、その分汗のかき方も全然違うから、おしっこの回数の変化にはあまり関係がなさそう。

なんか、歳とって、独りの生活になったらこんな感じで気づいたら脱水症や腎不全に陥ったりするんじゃないかしら。世のお年寄りたちが救急車で連れて来られるたびに、「こんなになるまで喉が乾かなかったのかしら?」「 無駄にガマン強いからな」とか思っていたけれど、そんなんじゃないのですね。よほど意図的に飲まない限り、そこに水があっても喉が乾かないから飲もうとは思わない。実感。でも、そんなことに気づいた感動よりも、自分がそんな年寄りになってしまったことのショックの方が大きいのであります。

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