メシは食わない
「ワシは夕飯ではコメ飯は食わないことにしてる」という御仁は意外にたくさんいます。
低炭水化物ダイエットはまあまあ日本人にも定着しつつあり、食わなくなった事で痩せた人や糖尿病のコントロールが上手くいくようになったという人もいる一方で、ちっとも変わらない(むしろ体重が増える一方)という人もいます。低炭水化物ダイエット推進派と否定派の抗争は相変わらず存在するようですが、まあ、日本人の場合は完璧なる炭水化物カットはできない(おかずや食材の中に少なからず炭水化物は含まれているから)そうだから、面倒くさい理論はどうでもいいや、と思うわたしであります。炭水化物なんて文字通り炭と水だけなんだから、朝昼は食った後に動き回りさえすれば跡形もなくなるけど、夜は寝るだけだから食った分だけ全部体内に蓄えてしまうことは確かです。
ただ、夜にコメ飯を食わない人にお気をつけ戴きたいのは、日本人の場合、メシを食わない分おかずを際限なく食っていると、栄養過多になっていく人が意外に多いみたいだということです。夜なんて、とにかく寝るだけなんだから、食ったら何でも蓄えますよ。わたしもコメ飯なし夕飯をしばらくやっていましたが、今はやめています。それは、夕飯をやめるタイミングを逸するようになったからです。”ご飯一杯”という目盛がないと、いつ終わったらいいのか分からずにダラダラ食ってしまうのです。おかずをひとり分の皿に盛ってあるだけにすればいいのかもしれないけれど、なんか、メリハリがないっていうか、起承転結が完成しないっていうか(笑)
「ワシはメシの代わりに酒を飲むから大丈夫」という輩も必ずおりますが・・・それだと猶の事、エンドレスになりますがな。
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