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若返り

わたしは、自分で云うのも何ですが、年齢より若く見えると思います。さすがに皮膚が萎んできたので「50歳です」とは云われないけれど。子どもや孫がいないから、社会的に”おとうさん”とか”おじいちゃん”とか呼ばれるプロセスがなかったことも大きな要因だと思いますが、その他には、職場の私を取り巻く環境に若い人ばかりいることも大きな要素でしょう。連続性のある仕事の中で、自分は若い頃のまま歳を経ただけだという感覚がいまだにあって、だから「先生、カラダ大丈夫ですか? あまり無理されませんように」とか云われるとちょっとムッとしますし、他の医療機関を受診したときなどに「明らかに年寄り扱いしとるやろおまえ」と思える態度を医療スタッフから取られると心外な気持ちになるモノです。それともう一つ、中学時代の同級生の宴会にことある事に参加していることも要因でしょうか。同じように歳は取っているけれど、幼なじみと楽しく歓談しているとすぐに当時の若かった頃の感覚に戻ってしまうからです。昨年は半世紀ぶりに小学校の同級生とも会えました。まさしく、会話は当時を思い出すエピソードばかり。こういう振り返りは明らかに脳を若返らせます。

さて、この2つ・・・『周りが若いから引っ張られて自分が若いと錯覚する』というのと『若い頃の友人と何度も会って気持ちが若い頃にさかのぼる』というの・・・どちらが若返り効果としては上なのでしょうか。若い人たちと話していると若いエネルギーを吸収できている実感はあるけれど、代わりに時々浴びせられる”あなたは本当は年寄りよ”ビームが思いの外痛かったりします。同級生と小学校や中学校時代にココロが戻るのは楽しいけれど、結局最終的に出てくる話題は持病や病院通いのことや老後の不安や親の介護の問題・・・途端に現実に引き戻されるのも常です。

ま、若さを保とうと思ったら、周りが何と思っていようと、「ワシは若い」と云い切る意気込みと執念!ですかね。

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