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非常識な三悪

「おかあさんが喫煙すると生まれてくる子どもが切れやすい子になる」とか落ち着きのない協調性のない子になるとか15年~20年前から云われてきました。「夜更かしする子にも似たような特徴がある」だとか、「シャンプー・リンス・石けんなどの日常品は化学物質が経皮的に体内に入り込んで細胞レベルで脳に障害を与える」という話も15年くらい前には聞いていました。食べものの中にも情緒レベルに影響を与える物質が最近増えていて、特に「ジャンクフードが最悪だ」とも聞いたことがあります。どれもそのこと自体は正しいのかもしれないけれど、程度が知れていて社会に入れば常識の中で埋もれてしまうものだと高をくくっていました。ここ10年くらい、たしかにいわゆる”おとなの発達障害”が増えてきましたがこれは社会に病気として認知されただけで、むかしから一定比率は社会に溶け込んで生存していたものだから生活習慣の問題は大きくない、と思っていました。

でも、昨今急激に社会に蔓延り始めた人間業ではない常識外れの諸行の問題、「あおり」「虐待」「外食産業界のSNS動画」・・・これらをみていると、もしやあの20年近く前に専門家たちが懸念していたことが顕在化してきたのかもしれないと思わざるを得ず、背筋が凍る思いです。今問題になっている連中は、決して”おとなの発達障害”の範疇に含まれる人たちではありません。むしろ、「あおり」や「虐待」や非常識なSNS投稿を企てる連中の方がはるかに発達障害なのであって、何とも憂鬱な社会であります。彼らはこれからさらに大人(おとなではないな)になり、無差別に非常識をまき散らし続けるのだろうかしら。このとき、その殺伐とした家庭に生まれ、そこから生き延びてきた子どもたちがいかに社会を立て直してくれるかに期待するしかないのだけれど・・・何とも暗澹たる気持ちになってしまいます。

それでも、週末にうちの近くの公園に家族みんなで来て、みんなで泥まみれになりながら無邪気に遊んでいる子たちをながめていると、動画になって世間に恥をさらした挙げ句に社会問題になっている連中は本当はほんの一握りのバカどもで、『動画』が普及したからこそ目立っている(あるいは簡単に『動画』を撮せるから羽目を外す)だけなのではないか、本当はその大部分はわたしの知ってる”普通の人間たち”なのではないか、と思いたい。

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