女優業
先日、あるテレビ番組を見ていたら、有名人・芸能人のそっくりさんとして”素人”の方が何人も出てきました。彼らに「ご職業はなんですか?」という問いかけをしたら、「役者です」というお嬢さんもいれば、「女優業をやっております」と答えるお嬢さんもいて、なんか可笑しかった。
「役者です」と女性がいうのは、「芝居をやっています」と答える人と同類で、おそらく舞台俳優。わたしが大学時代にやっていたようなあんな感じでしょう。それに対して、「女優業をしております」という答えは、映画やドラマといった映像系の仕事をしている、という区分けでしょうか。どちらかというと、”役者”より”女優”の方が仕事に対するプライドが高いようにも感じられ、前者の方が男性的(体育会系)たくましさを感じなくもない。おそらく、わたしがそんな世界(夜な夜なほこりまみれの練習場で練習して、汗臭い日常の中で生活していた、役者もやれば裏方もやり、男だ女だと分け隔てなく動き回った、あんな世界)が好きだからかもしれません。
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