塩分と高血圧の関係
『米エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院のAbu Mohammed Naser氏らが行った研究で、少量の塩分を含む飲料水を飲む人は、真水を飲む人よりも血圧が低い可能性があることが分かった。同氏らは「飲料水に含まれるナトリウムではなく、カルシウムとマグネシウムが血圧の低下に関連した可能性がある」と指摘している』 (Journal of the American Heart Association 5月7日オンライン版)『少量の塩分を含む飲料水を飲む人たちでは、真水を飲む人たちに比べて収縮期血圧の平均値は1.55mmHg低く、拡張期血圧の平均値は1.26mmHg低』かった
という報告について、CareNetで紹介されていました。これ、高血圧症の治療薬を服用してるわたしのような患者にはとても興味があるのですが、そもそもアメリカの報告ですから(アメリカはもともとミネラルを日頃からあまり口にしない人種ですから)、もともとミネラル大好き(というか無意識にカルシウムやマグネシウムを多量摂取している日本人では、これが当てはまるのかどうか?という疑問はあります。
それでも、『塩分=ナトリウム』の発想に根本から異議を唱えているこういう理論は、とても好きです。
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