上を向いて歩こう
これからわたしは意識して、上を向いて歩くように心がけようと思います。
♪上をむぅいてぇ、あ~るこぉおぉ~♪
は坂本九さんの往年の名曲『上を向いて歩こう』
これは、涙がこぼれないように上を向いて歩くひとりぼっちの夜のはなし。それではありません。先日、わたしがワンと散歩している時に妻が写真を撮ってくれたのだけれど、そこに写るわたしの姿が、うつむいて萎んで見えたのです。いつも胸を張って歩くように心がけてはいるけれど、独りで物思いに耽ったり考えごとをしたりしながら歩いていると、わたしの目線はいつも下を向いています。どんなに胸を張って腹を引き締めるように意識していても、目線が下だと結局うつむいた情けない老人に見える。
前を向いて歩こうとはするのですが、前を向いて歩いていると、考え事はできません。視界に入ってくる情報が勝手に頭に流れていって、思考の邪魔をします。少し前に、『チコちゃんに叱られる!』で解説されていました。「何かを考える時、人はどうして斜め上を向くのか」~この時の答がたしかこれでした。意図的に前を向いて歩くと、視界に入った人から怪訝な顔をされることもあります。わたしがその人を睨んでいるように見えるのでしょうか。
そんなわけで、シャイなわたしは自ずと下を向いて歩くようになっていました。そうか、前じゃなくて、上を向いて歩けば良いんだ。そういう結論に達したわけです。下を向かないと、落ちているお金を見つけたり、ウンチを避けたりはできなくなるかもしれないけれど、傍から、明るい老人に見えることを期待しましょう。
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