だからどうしろというのだろう?
”中年期~晩年期に高血圧症の人や、中年期に高血圧症で晩年期に低血圧症の人は、中年期~晩年期に正常血圧の人に比べ、認知症を発症するリスクが約1.5~1.6倍高いことが明らかにされた。米国・ジョンズ・ホプキンズ大学のKeenan A. Walker氏らが住民ベースのコホート試験で明らかにした。晩年期の血圧値と認知機能の関係は、過去の高血圧症やその慢性化によると考えられている。また、高血圧が続いた後の晩年期の血圧低下は、不良な認知機能アウトカムと関連している可能性も指摘されていた。JAMA誌2019年8月13日号掲載の報告。”(Care Net 2019.8.22配信)
具体的なサマリーは省略しますが、こういう報告は、結局どうしたらいいと提案しているのでしょう? 高血圧症の人は薬剤管理で正常血圧にコントロールしたら認知症リスクが低下するというのか、晩年に低血圧になったら薬使ってでも血圧を上げるのが得策だというのか、あるいは治療中であれなんであれ高血圧症の人と晩年低血圧の人は認知症になりやすいから、脳トレに取り組んだり生活習慣リズムに人一倍注意したり、ちょっとおかしくなったら早々に専門医を受診しろというのか。
40歳過ぎから高血圧の治療をしているわたしにとってはとても重要な検討結果なのですが、肝心なところがわからないので、とても消化不良です。
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