同窓会
還暦前後になってから、若いころの同級生やクラブ仲間との宴会の開催が多くなりました。中学時代の同窓会は20年前(ノストラダムスの大予言のXデー直前ころ)から頻回ですが、それでも還暦絡みになったころからさらに濃厚になった気がします(県外在住者の分会も頻繁に)。以前はそうでもなかったけれど、最近は可能な限り無理してでも参加しようとする自分がいます。
でも、こういう会に頑なに参加しない人が居ます。「おれは、過去の思い出に浸りながら懐かしがるような生き方なんかキライだ!」とか云って。でも、彼らはきっと参加しないからわからないのだろうけれど、この歳になってからの同窓会はそんなものとはちょっと違う気がします。
周りが同い年かあるいは学生時代の数年違いの先輩か後輩ばかりなので、まずは忖度がない。皆それぞれに、社会ではそれなりの地位にある人やあるいは定年退職して次の世界に居る人・・・周りは自分より年下ばかりで本音で語ってはもらえない世代・・・けれど、同窓会では相手は昔のままに思ったことを思った通りに云ってくれる。そして何よりも、皆がまだまだ元気でがんばっている姿が自分の人生の励みになったり、あるいは自分が直面して悩んでいることが、友人たちによって解決されたりバカらしく思えたりする。もちろん、地域や職場でできた人間関係でもそれはできないことはないけれど、”竹馬の友”というのは、むしろ昔より今頃になってとても有り難いと感じることが多くなってきました。
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