ながら運転
12月1日から施行された『ながら運転厳罰化』
直前から施行後までテレビ・マスコミで大騒動してくれていますけど、これ本当に効果あるんでしょうか。数年前、道路交通法の改正で携帯電話やスマホなどを運転中に操作する”ながら運転”を禁止する法案が成立しました。あの直後にはハンズフリーのグッズやらイヤホンやら(どう考えてもそっちの操作の方が危険じゃろと思うようなモノも含めて)の商品が売れた時期もあって、根がマジメな日本人はみんなちゃんと守っていましたけど、今や運転中の携帯通話なんか日常茶飯事で見かけますし、へたをすると携帯片手に話しながら交差点を右折したりして、そこにパトカーなんか信号停車していても気にせず話していたりするヤツもいるし。信号が青になっても動かない車は、ほぼ100%スマホいじくってる。
だからこそ今回厳罰化したのでしょうけど、結局は取り締まりをきちんとするかどうかだけの話です。決まったことをマジメに守る(わたしのように)人はどうせ昔からほぼちゃんと守っていた人たちだけのような気がするのです。今までまとめて金を稼げるスピード違反取り締まりばかりしていた警察も実入りが良くなったらもうちょっとまともに取り締まりを厳しくしてるかもしれないけれど、最初だけなんじゃなかろうか。むしろ世に蔓延る自称”正義の味方”連中が、「おい、おまえ今スマホ弄ってただろ!」と怒鳴って窓ガラスを叩いたり、動画撮影して脅したり、あるいは煽り運転以上の嫌がらせをしたり、そんな連中がいっぱい出てくる気がします。そんでもって、一年もすると、警察がどの程度本気なのかが大体分かってくるので、そうなると警察に見られなければいいんだとばかりに今までと同じように運転中の”こっそりスマホ弄り”が再発してくるに違いありません。
困ったモンだ。
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