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happy people live longer

得体のしれない不安感が、夜中の暗闇の中で、時々私を襲ってきます。隣で寝息を立てる妻や愛犬の存在すら打ち消すほどの孤独感が自分を覆い尽くすのです。世の高齢者のうつとはこんな感じなのだろうとか思ったりします。でも、自分がこんなことで得体のしれない不安感に苛まれていること自体が、本当は自分や自分を取り巻くみんなが幸せな人生を歩んで来たからなのだろうなとも思います。

そんなことを思っているときに、ちょうど日本抗加齢医学会の機関誌『anti-aging medicine』が私の手に届きました。冒頭のインタビュー記事『巻頭言』に”ごきげん”が口癖の慶應大学眼科教授坪田一男先生がインタビュアになって”happy people live longer”の概念を最初に提案されたエドワードディエナー先生との対談記事が載っていました。「健康が幸せの条件ではなく、幸せであること自体が健康をもたらす」という概念を多くのエビデンスをもとに提唱してこられた先生の言葉を読みながら、でも結局は「幸せな人生は良好な人間関係から発するのだ」ということを悟り、つまりはこれからの自分の不安は「深い人間関係の範囲があまりに狭かったこれまでと今からの人生への不安」なのだと気づきました。

これから自分や家族ががんになったらとか、脳梗塞になったらとか、認知症になったらとか、そういう不安はあまり持っていません。そんなものになっても寄り添う者さえいれば不幸にはならないと思っているから。それよりも断然怖いのは「独りぼっち」。

それを退避するために何をしたらいいのか。なんとなくわかっているようで実は具体的には何一つ浮かばないから第一歩が踏み出せないでいる、そんな私の独りごとの二日間でした。

 

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