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文字を書きましょう。

自分の手でまともに文字を書いたのはいつでしたか?

そんな質問をしたくなる昨今。「最近、えんぴつやボールペンできちんと文字を書く機会って、減ったなぁ」と思ったのは昨年の9月のことでした。令和元年の昨年、『令和』と書いた記憶がまったくありませんでした。たしかに最近は西暦で書くことが多くなったこともありますが、何をするにもパソコンやスマホでキーを叩く機会しかなくて、走り書き程度のメモ以外で手書き文字を書かなくなった気がします。

わたしたち世代は、手書きで文字を書かないとバカになるぞ!と教わってきました。昔は受験勉強では文字を何度も書くことで頭に入れたものですが、最近はそんなことはしないらしい。授業中の板書すら書き写さないと聞きます(というか、黒板に文字を書くのではなくてパソコン授業も普通らしい)。同じ事を書くとしても、パソコンでキーを叩くのと手書きで文字を書くのとでは使うアタマが全然違うのです。書くという作業では、漢字や英語スペルやを思い出しながら手を動かすし(パソコンはアバウトな入力したらパソコンが考えて候補を挙げたり検索したりしてくれます)、『てにをは』のベストな組み合わせを考える必要(パソコンは使い方が間違っているとアラームが出ます)があります。

でも、昨年思ったのはそんなことではありません。実は、夏に思いがけない昔の知人から暑中ハガキが届いたのです。そこには、昔なつかしい丸っこい文字で近況が書かれていました。ワープロでも書けるような内容なのに全部が手書き。宛名も手書き。「手書きの文字っていいな」と思ったのはそんな時でした。活字では伝わらない暖かいものが手書き文字には溢れているのです。達筆とか下手だとかそんなことを気にしてついキーを叩いてしまうし(まあ、LINEやメールの方が簡単だというのもありますが)、公文書では「手書きは失礼」と云われるのだけれど、でも、今度手紙やハガキを書くときはできるだけ手書きにしたいなあと思った次第です。

とかいいながら、今年の年賀状も、一言書き足す以外は宛名も含めて全部印刷にしてしまいました(笑)

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