優しい灯り
わが家では、家中の電灯を消したとき、階段の滑り止めがほんのり明るくなる。
家を建てた27年前からずっとそうである。
「へえ、すごいですね、これ」と云ったら、「今から作る家はどこでもみんなこうですよ」と当時の住宅会社の人が云っていたから、現在ではもっとすごいのかもしれません。
そういえば、二階の部屋の電灯(これは27年ものではありません)も、消すとしばらくほんのり明るいまま。消した後に移動できるように、すぐに真っ暗闇にならない心遣いなんだな。
若い頃はこんなの贅沢以外の何物でもないと思っていたけれど、歳を取ると本当にありがたいと思う。こういう細かいところの心遣いを再認識できると、日本に生まれて良かったな、と思います。
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