やる気です!
12月から始めている職場でのダイエットトライアルは、開始2ヶ月過ぎにしてすでに6キロも減量できています。
「いつもものすごい距離を歩いているのに、腹は出てくる一方なんだよ!」
「先生、どうやったらそんなにやせられるわけ?」
同僚のドクターたちにそう云われてそう悪い気はしないのですが、わたしの答はとてもシンプルです。
「『やる気』の問題です!」
このトライアルは、わたしのこの季節の毎年恒例の行事です。最初にトライした二年は何もしなくても直線的に10キロ以上やせました。鏡に映る自分の姿が入院中の老人に見えて愕然としたこともあります。その後徐々に減量幅が小さくなり、昨年は2キロ減るのがやっとでした。それが今年は2ヶ月で6キロを越え、さらに減っていく勢いです。それはなぜか? 毎年設定する毎日の行動目標の項目は、少しはマイナーチェンジするけれども基本的にはほとんど同じ(つまり特別なことは何もしていないのです)。だから、今回の減り方はわたし自身も驚いていますし体重計に載る度に半信半疑でおります。毎日マジメにスクワットに取り組んだからとか、お酒とお菓子を控えたからとか、そんなことは今までもちゃんとやっていたと思うのです。でも今年は違った。それはなぜか?
実は、今回は昨年の春以降10センチも膨らんでしまったお腹周りをどうしても5センチ以上は小さくしなければならない、という切羽詰まった大きな目的があったのです。先週新潟で行われた学会に、きちんとスーツを着て参加しなければならないことが決まったのは半年ほど前でした。その時に他の会合で1年ぶりに冬スーツを出してみたら、ズボンが入らない! どこぞのダイエットCMのように、お腹を無理矢理引っ込めて強引にファスナーを引き上げて着てみましたけれど、これを遠い地で1日中着ておくことはほぼ不可能だと悟ったわけです。どうしてもクリアしなければならないようなタイムリミットがあるダイエットは、漠然と「やせたい」と思うような単なる願望ではありません。かといって、特別な悲壮感は持ちたくないので、最初に決めた毎日の行動目標をきちんと守る、ということ以外のことは何一つやっていないのですが・・・。
だから、今回想定以上の効果に驚いているのはわたし自身ですが、でもやはり今回のエッセンスは、「やる気!」だけだと思います。
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