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喫煙者は痛がり

喫煙は禁煙後も身体の痛みに永続的に影響

” 喫煙によって健康上のさまざまなリスクが増加することは周知の事実であり、喫煙によって身体の痛みが強くなるという報告もある。さらに、現在は禁煙しているがかつて日常的に喫煙していた人は、日常的に喫煙したことがない人に比べて身体の痛みを感じやすく、現在日常的に喫煙している人と同じように高いレベルの痛みを感じることが分かった。喫煙した期間が痛みに対して永続的な影響を及ぼす可能性があるという。英・University College LondonのOlga Perski氏らがAddict Behav(2020; 102: 106229)に報告した。”

これは、Medical Tribune 2020年01月30日配信の記事ですが、なかなか面白いところに着目して研究するものですね。研究者は、「痛みのレベルが増強する原因は、喫煙が身体のホルモンフィードバックに悪影響を及ぼしたり、組織を損傷したりしているためであるかもしれない。」と、私にはちと意味が理解できないことを書いていましたが、そもそも「喫煙が生涯にわたり身体の痛みを強くする可能性があるということは、喫煙しない理由として重要である」というのは説得力あります。1回煙草を吸い始めたら痛みに弱くなるぞ! だから最初から喫煙なんて考えないのが1番だぞ!・・・そんな考えのモチベーションになるというのでしょう。ただ、好奇心でタバコを吸い始める時には、痛みに弱くなるかどうかなんて、気にも止めてないでしょうけれど。

 

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