肥満の問題は行動変容に重要かも。
<ファストフードを食べ過ぎると腸内細菌が減少 肥満や糖尿病の原因に>
”肥満の原因のひとつは「腸内細菌の減少」で、ファストフード中心の食事スタイルは腸内細菌のバランスを壊す「最悪の食事パターン」だとする研究が発表された”というもの。まあ、ロンドン キングス カレッジのティム スペクター教授(遺伝疫学)の報告だから、爆食いイギリス人の食文化の歴史と日本人の食文化が違う気もするけれど、概念的には理解できる。
●腸内細菌のバランスを維持する食事スタイル
●ファストフードを毎日食べると腸内細菌が減少
●腸内細菌が肥満や糖尿病の原因に
<母が妊娠中に食物繊維をとると、子は成長後に肥満やメタボになりにくい>
”妊娠中に母親が食物繊維を十分に摂取すると、子の代謝機能の発達が促され、子が出生後に肥満になりにくくなることが明らかになった。
食物繊維を摂ることで、腸内細菌が活発になり、短鎖脂肪酸が作られ、その結果、血糖を下げるGLP-1を分泌する細胞が増え、膵臓のβ細胞の分化も促されるという"(東京農工大学、木村郁夫)
「お母さんの食べ方が生まれてくる子ども人生を決める」ということにまじめに対坐したら、きっと今まで好きでもなくて口にする気にもならなかった”草”でも食べられるようになるのではないかしら。そのまま出産後も食べ続けるようになると、お母さんのダイエットにも奏効すること間違いなしなんですけどね。
●食物繊維が不足すると肥満や糖尿病が増える
●食物繊維を摂ると腸内細菌が増える
●腸内細菌が食物繊維を分解し短鎖脂肪酸を産生
●食生活や腸内環境の改善が新たな治療法に
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