庭の草取りをしながら
いつも、庭の草取りを独りでも黙々とやるときがわたしの思索の時間。良いことも悪いことも何でも考えてしまう時間。
先日の休みの日には、春先特有の雑草:モジャモジャと地面を這うように広がった雑草を抜きながら、「これってクラスターだよな」とか思ってしまいました。ウイルスの如き草の増殖を食い止めるには、これを根絶やしにしなければならない。少しでも残っていたらそこから無数の種が飛んで無数の芽を出して蔓延っていくんだ!とは思うけれど、でも根絶やしなんて除草剤でも使わない限りは無理だもの。その量の多さに負けて、「まあ、これくらいで許してやるか」と負け惜しみを云いながら、今回も中途半端で作業を終わらせました。
この『草取り作業』ってやつは、本当に不毛の作業です。いくら頑張っても1週間後には元の木阿弥。これからは一層その生長の加速度が増すことでしょう。でもね、いいんです。草取りをしたその刹那刹那に、目の前が綺麗になった実感さえ湧けば、それで。
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