生活不活発~動きましょう
新型コロナ(COVID-19)の拡散予防のために外出自粛が促され、『Stay Home!』と叫ばれ、高齢者になるほど(しかも持病があるほど)感染すると重症化しやすいと云われている昨今、一番強く受け止めてもらいたい若者たちは「オレには関係ない」と云わんばかりにたむろして動き回っています。一方で、高齢者になればなるほど怖がって家から一歩も出ない人が急増していることが問題になってきているので、各学会が警鐘を鳴らしています。
たしかに我が家の近くの公園を散歩していても、早朝(まだ公園入り口が閉まっている時間帯)こそ湖畔の遊歩道を足早に歩く中高年を見かけますが、ちょっと時間が遅くなると一気に姿を消し、若い家族やカップルばかりになります。こんな光景、今まで見なかったぞと素直に思います。
高齢者ほど健康のために毎日きちんと体操をしたり散歩をしたりして規則正しい生活を送っていると思われがちですが、それは「しないと不健康になる」と思っているからであって、別にせずにはおれない訳ではありません。”人間には『運動欲』という欲望は存在しない”~そもそもめんどくさくてしょうがないのだから、しなくてもいいという大義名分さえ見つかれば、それを免罪符にかざして「家でじっとしておきたい」~とそれが本音の高齢者は少なくないと思います。
運動不足になる日々のために、プロスポーツ選手や運動指導者などがあちこちで動画配信をしています。でもこれ、基本的にはYoutube見れる環境の若者向けだし、皆が集まってやる健康教室やデーサービスではなく家で一人でしろと云われても・・・ねえ。私のような超多動児ですら、「することがなんもねえなぁ」とか云いながら一日中寝っ転がってスマホいじってたりするのですから。
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