たしかに緩んどる
先日の大雨の日、振替休日ですることもなくて家でテレビを観ていました。
相変わらず、テレビではどこのテレビ局のワイドショーも新型コロナウイルスの話ばかり。しかも口を揃えて””緩み”報道。1週間前の街中写真と先週末の写真とを比較したり、県をまたいで遊びに来ている人たちを捕まえてインタビューしてみたり、いろいろ工夫して報道しているけれど、結局似たようなモノ。ルールを守らない姿を指摘して「けしからん」と怒ってみたり、各自治体や国の施策に批判をしてみたり、相変わらずだな~と思いました。つい1週間前にもう一つの日記にボヤいたばかりです。
でも、なんかちょっと想いが変わってきました。この猫も杓子も<『緩み』けしからん報道>なのは、出演している”専門家”や”コメンテーター”の戯言なんか最初からどうでもよくて、国民の目と耳に煩わしいくらい見せつけることで”注意意識”を植え付けることに意味があるのではないか。そんな気がしてきました。緩むことは想定の範囲内。緩まなければたぶん人間は壊れる。でも、「ほどほどにね」という感じでしょうか。
たしかに自分の日常を考えてみても、明らかに緩んできたと思います。もちろん、きちんとマスクして外に出るのは忘れていませんし、外から帰ってきたら必ず石鹸でしっかり手洗いします。商店街のスーパーに行ったり、ホームセンターに行ったりしたら、ちゃんと入り口にあるアルコール(または次亜)で入る時と出る時の2回消毒をします。でも、職場ではそうでもない。1ヶ月前にはどこを触っても感染する気がして怖くてたまらなかった。手すりを触ってもドアノブを触ってもすぐに必ず消毒を繰り返していたし、できるだけ触らなくてもいい扉を選んで移動したし、とにかくことあるごとに手洗いしていたのに・・・今はかなりズボラになっています。もう1ヶ月近く新しい感染者が出ていないのだから、今はわが町の市中にウイルスは存在していない可能性が高いと思っている・・・これはまあ、しょうがないことだと思いますが、でも、「ほどほどにせねばな」という自戒も持ち合わせてはおります。
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