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体内時計リセットの実感

『人間の体内時計の乱れをリセットするのは目に朝日を浴びることである』

ここでも何度も書いてきましたし、『睡眠』を語る上で必ず出てくるキーワードなので、最近の健康ワードとしてテレビでも良く出てくることです。だから、健康オタクでなくても聞いたことはあるでしょう。

でも、理屈は分かるけど、「朝早くに起きて部屋の窓のカーテンを開けて朝日を浴びましょう!」という行為は意外に面倒です。特に夜更かしした翌朝や夜に寝付けなかった翌朝に、カラダが起き上がろうとしても頭が枕から離れないようにイヤイヤして藻掻くのが常です。

それが最近、「あ、これだな」と実感できるようになりました。平日はもとより、休日の朝も原則的にいつもと同じ時刻に起きるようにしているのですが、「通勤のために朝7時に家を出なければならない」という義務感で起きのに比べて「別に今起きなきゃいけないわけじゃないんだぞ」という葛藤がある休日の朝。おかげさまで毎日が平日の愛犬が5:55になったら起こしに来る(起きなければしつこく吠える)ために、自らの葛藤に負けることなくせいぜい15分遅れ程度で起きることができるのであります。そんな事情だから、とにかく眠い。「これはつらいぞ」と思いながら、ベランダのガラス戸を開けてワンを庭に出し、予約タイマーで洗い終わっている洗濯物を庭の物干し竿に干すのが日課です。で、その後にワンの朝食の準備をしている頃、不思議と私の頭がすっかり覚醒モードに変換されていることに気づかされます。仏壇の水を替えて手を合わせている時には頭もスッキリしています。つい15分ほど前に「起きるのが死ぬほどつらい」と思っていたのがウソのよう・・・これが『体内時計のリセット』なのね!と気づいたのは、実はつい最近です。

宵っ張りで夜中まで仕事をしているために朝ギリギリまで起きてこない妻にそんな話をしてあげるけど、睡魔の誘惑に押さえ込まれ続ける彼女は、平日ならわたしのお弁当を作らないといけないけど休日ならそのミッションもないから、愛犬を誘って二度寝・・・もったいないなあと思いながらそんな二人(妻と愛犬)の寝顔を眺めております。

 

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