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なんだかなぁ

仕事中、用を足しに行くために廊下を歩いていたら、はるか後ろから小走りで近寄ってくる足音。

振り返ると、何か急ぎの用事でもあるのか、保健師さんが息を切らしてやってきます。顔の2/3が大きなマスクで覆われていますので表情はうかがい知れませんが、焦っているようなので立ち止まって道を譲りました。

「あ、先生、どうもすいません」

彼女は小さく会釈をして足早に通り過ぎていきました。が、次の瞬間、トイレの向こう側にあるエレベーターのボタンを押して待ち始めました。

「ん? なんで?」

ちょっと目を疑いました。若い人たちのやることに理解できない年寄りになってしまった自分。だって、ここは4階フロアです。職場のこの建物の中では最上階ですから、彼女の目的地は3階以下・・・そんなに急いでいるんなら、階段を駆け下りた方がエレベーターを待つよりはるかに早くないか? しかも下るだけなのだからさほどのカラダの負担にもなりますまいに・・・。わたしがトイレのドアを開けるときにはまだエレベーター待ちしていましたのでその後の事は存じませんが・・・彼女には、「階段を使うと早い」という発想がないのでしょうかね。あ、いや、そもそも、フロア移動に「階段を使う」という選択肢がないのか?

「箱がキライだ」と言い訳しながら階段しか使わないわたしには到底理解できない光景でした。ま、彼女が目的を達成する上では大した問題ではなかったのでしょうが・・・ちょっと不思議な風景に見えたので、そっとここに告げ口してしまいました(笑)

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