疑心暗鬼
昨夜からの台風直撃並みの暴風に続いて未明から激しい豪雨に見舞われて、なかなか安眠できず、蒸し暑さもつきあって小便に起きること4、5回。とても寝苦しい朝を迎えて、日課の朝検温したら36.8℃! 「いつもより高いやん!」と独りでおののく。
この程度で心配になるのは、昨夜報道された高松市の男性保健師さんの感染の影響かも。高松市から人吉球磨の被災地に派遣されていた彼は道中で感染した可能性もあるわけで・・・つい先週、熊本市の危険レベル1に引き下げられて安心していた心をガツンと砕き散らされてしまいました。こうなると、いつどこでどうやって感染するのか、もはや”東京問題”と他人事にしておくわけにはいかなくなりました。今朝からだるいのが、単純な寝不足のせいだと言い切る自信がなくなってしまいました。被災地で避難所に避難している人たちもきっと疑心暗鬼になってしまっているでしょう。被災地には(ボランティアは県内限定だけど)警察や自衛隊やDMATや県外から手助けに来ているスタッフは決して少なくはないのです。さらに実家が被災して首都圏や関西圏から片付けのために里帰りしている人も少なからずいます。こんな大きな災害を現地だけで完結させるなんて到底無理なことです。共存しながら助け合わなければなりません。悩ましい問題です。
でも、こんな時期に、単なるパフォーマンスのために汚染地区東京から子分たち引き連れて”視察”にやってきた首相の感性は理解できない。「今だからこそ、申し訳ないがリモートで」という対処をしてもだれも非難はしまい。「自分たちは大丈夫」という感覚はシアターモリエールのクラスター連中と何ら違わないではないか!
いかん。こんなに苛立ってしまって。そんな今日は午後から街中の会社に産業医出勤。この保険会社も今回の水害被害で九州内から手伝いに集まってきていると聞きます。もはや、市中で安全なところなんてどこにもないのでしょうか。
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