アプリで治療
”厚生労働省の審議会は2020年6月19日、CureAppが承認申請していたニコチン依存症を対象とした治療用アプリ(デジタル治療)の承認を了承した。今後、厚労省内の手続きを経て、約1カ月後に薬事承認を得られる見込み。治療⽤アプリはソフトウエアを活⽤して病気の治療を目指すもので、海外では既に実用化されているが、⽇本での承認は初めてになる”
禁煙補助薬チャンピックスと組み合わせて使うアプリで、吸いたくなったときにアクセスすると医者がするのと同じような共感や提案をしてくれるのだそうで、呼気中CO濃度も記録できるというからモチベーション維持には意外に有効なのかもしれません。以前は、医者に話すようなことを器械(スマホ)に話しかけて意見をもらってやる気を起こすなどということは、空しいばかりではないか? 形だけでいい加減になるのではないか?と疑心暗鬼でしたが、最近はロボットが何でも相手をしてくれる時代。変に上から目線の医者や悩みを打ち明けても鼻で笑うような医者に相談するくらいなら、アプリに相談した方がよほど気が落ち着くことも少なくないような気もしますね。
『薬価収載』『保険適用/保険点数』などのキナ臭い内容が絡んでくると、途端に形だけのものになりそうだと邪推してしまうのが日本人のサガなのかもしれませんが。
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