必要なときは、ない!(2)
(つづき)
そんなことで総括しようとしたら、うちの妻のことを思い出しました。一緒に愛犬の散歩をしている間中歩きスマホしている彼女。「それ、今しないとダメなことなん?」と云うと「うん、すぐ済むから」と云いながら結局小一時間の散歩の大部分をスマホ眺めてついてくる。「なら、来なきゃいいのに」と云うと「少しはカラダを動かさないと」とか嘯く。愛犬は、彼女の足が遅くなると歩調を合わせようとするのでいい迷惑である。そんなアラ還女性を身近に見るにつけ、我が町でも『歩きスマホ禁止条例』を制定してもらえないものだろうかと切に思ってしまう。
この条例には罰則規定がありません。「なんで作らないんだろう?」とも思いますが、そこまで制定すると細則を作るのが面倒くさいのでしょうか。数ヶ月前に制定された新しい道路交通法、『自動車運転中にスマホ/携帯を触るだけで罰則されます』というやつも、一体どれだけの期間有効だったでしょうか? 運転していると、スマホ弄りながら運転しているドライバーをいくらでもみつけますし、何年も前から決められている運転中の携帯通話なんて、今やパトカーとすれ違っても平気な輩がいるくらい。まあ、あれを見ていると、罰則規定なんて作っても無駄と云えば無駄。ルールをきちんと守る人は何でも守るけれど、守らない人はどんな規則ができても守らない。いっそこの際、どこぞの国みたいに、「違反者を見つけたらその場で射殺してもOK」くらいに決めてしまえ!
ヤバいヤバい。オヤジの独り愚痴がどんどんエスカレートしてきてしまった。わたしこそ、正義の名の下に自分のうっぷん晴らしをするタイプの典型ではないか。
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