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夏休みは何のためにある?

”特別な夏”を過ごした子どもたちが学校に登校していくようになりました。今年はコロナの影響で春から休校が長くなり、教育カリキュラムが消化できない分だけ夏休みが短くなったそうですが、それでも2週間以上はあったことでしょう(その前に何ヶ月もコロナ休暇があったんだから決して短くはないとオジサンは思うぞ)。

で、『短かった夏休み』だし『外出自粛要請』だし、「どこにも行けなかった」とぼやく子どもたちや「どこにも連れて行けなかった」と嘆く親たちのコメントを聞きながら、「ん? そもそも小中学生の夏休みはなぜあるの?」という疑問が湧いてきました。なぜなら、自分たちの夏休みなんて親にどこかに連れていてもらった思い出なんて数えるほどしかなかったからです。

夏休みは、学校教育法施行令第29条「学期及び休業日」でいう夏季休業日というやつ。なぜ休まなければならないか? 夏は暑くて授業どころではないからか? 私たちはそういう風に教わってきたけれど、今時の義務教育は教室に冷暖房完備なのは当たり前で、確かに今年は換気しなければならないからちょっと異様だけど、それでも教室はほぼ快適です。というか、そんな暑くて外を出歩くべきでないから休むのなら、どこぞにレジャーに出かけるなんて以ての外じゃ!と云いたくなる。「日頃の教室の座学では経験できないことを自由研究でさせる機会」とか「教師が自己研鑽の研修をする時間がないから」とか後付けの理由はたくさん書かれているけれど、そもそもの始まりはきっと欧米諸国のサマーバケーションの真似事ではないのかしら? 欧米諸国は年度の区切りが夏だから、夏に家族みんなで仕事や勉強の一切合切を忘れてすべてをリセットさせる習慣がある。日本が新しい教育制度を取り入れたときにシステムをそのまま真似たからこうなった、というのが真実じゃないのかしら? だから、日本の制度の場合は「春休みを2ヶ月くらい取って、新年度を迎える」というのが本当で、夏休みは短くても、あるは取らなくてもかまわないし、少なくとも真夏や真冬にあちこち遊びに行くのは危険だぞ!と云ってやりたい。

その点、大学は休みばかりです。夏休みが7月初めから2ヶ月、冬休みが12月初めから1ヶ月、春休みが1月半ばか2月初めから2ヶ月以上・・・1年の半分は休みです。その期間をバケーションしまくってバカチン頭になるか、やりたい研究に没頭して成果を出すか、人生、自分で切り開くのが大学というところです。”特別な夏”の前に”特別な春”も過ごした子どもたちも、同じように、この期間に煩悩にまかせて遊び呆けた子どもたちと好きなことに没頭して勉強しまくった子どもたちとでは、極端な差が出ていることでしょう。大学生は自己責任だけど、子どもたちは100%が親御さんの責任ですよ。

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