« わたしの性格 | トップページ | エチケットの問題 »

ロスへの心構え

我が家の愛犬は2ヶ月後に12歳になります。歳の割にとても元気で先日諸検査を受けたらほぼ正常でしたが、最近ちょっと口臭がひどくなってきたので今のうちに歯石取りをしてもらおうと、行きつけの獣医さんにお願いしました。ついでに尻尾にできた小さなイボも取ってもらうことにしました。全身麻酔をするので夕方まで預ける形になり、わたしも職場から帰宅していたので一緒に迎えに行きました。歯は1本だけ歯槽がダメになっていたとのことで抜歯されましたが、それ以外は何事もなく無事に連れて帰ることができました。

わたしが唯一心配だったのは、高齢だから全身麻酔から覚めなくなるのではないか、覚めたとしてもその後急に年相応の老犬の立ち振る舞いに変わるのではないか、そんなことでした。実際、病院スタッフが連れて出てきたときには元気そうに走っていましたが、家に帰るなり昏々と寝るし一言も吠えないし、起きたら起きたで立ったまま何かまだボーッとして「ここはどこ?」という顔で辺りを見回すし・・・足取りが軽い割に、少しボケてきたのかなと心配になりました。翌朝の散歩中も今ひとつでしたが、その後徐々に正気に戻ってきたのでやっと安心できました。

それでももうすぐ12歳。ビアデッドコリーの寿命としては高齢の部類に入りました。「歯石取りは4年前に1度やってますね。でも、今回がきっと最後ですね」と先生に云われ、そりゃそうだなと思う一方でそろそろ存在が無くなることも覚悟し始めなければならない歳になってきたのだということに気付いて急に寂しさが湧いてきました。「今日、朝からこの子が家に居なかったでしょ。ホントに寂しいよ。いつもはどこに居るのかわからないほど家の中のどこかで寝ているだけだけど、それでも”存在”していることに慣れてきたでしょ。この大きな身体が家の中に存在しないというだけで、ポッカリ何か大きな穴があいたみたいになるのよ。これはマズいよ。この子が居なくなったら、本当に深刻なロスになってしまうと思う。この家には思い出が多すぎてもう住めない!と云い出すかもしれない」と妻がとなりで呟きました。

この大きな身体は今の子で3代めです。この家ができて直後からずっと1、2匹のワンが一緒に存在していました。でももう、自分たちの歳を考えると4代めをブリーダーさんにお願いする勇気はない。この子が居なくなったら、耐えられないような寂寥感に襲われるのでしょうか。たしかに、怖いです。

 

|

« わたしの性格 | トップページ | エチケットの問題 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« わたしの性格 | トップページ | エチケットの問題 »