HSP気質
先日、テレビを見ていた妻が、「○○さんは典型的なHSPなのよね。たぶん、わたしもそうだ」と呟きました。○○さんというのは彼女の仕事の同僚です。
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)、つまり”刺激に対して非常に敏感で、繊細な気質をもって生まれた人”という意味なのだそうです。必要以上に細かいことが気になってずっとそれにとらわれてしまうために精神的なストレスが強くなってしまうようです。テレビで自己診断テストの例が出ていて、それをやっていた妻が、「ほーら、やっぱり。わたしは当てはまらないのが1つしかない」と云いました(一方、わたしは当てはまるモノが1つしかなかった)。「ね、わたしは実はとても繊細なのよ。ちょっとしたことがずっと気になったりするでしょ。だから、わたしに接するときはそういうつもりで接してよ」とも。
実は、うちの愛犬こそHSD(Highly Sensitive Dog)なのであります。単なる臆病とかではなく、異常なまでにセンシティブ。これは大嵐の日に東京から揺れる飛行機の貨物室に入れられて熊本にやってきたことへのトラウマと、2016年の熊本地震のトラウマとでできあがった後天的な性格かと思っていましたが、もしや彼女も生まれ持っての脳の扁桃体の過敏性なのでしょうか。HSP気質に合った職業は、芸術家や医療従事者や学校の先生だとテレビでは云ってましたけど、医療従事者や学校の先生だとかえって一層、神経がすり減ってしまうのではないかしら。その点、クリエイターの道に進路を換えた妻は、良い選択だったと云えるのかもしれません。
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