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新型コロナの影響~外出自粛

保健指導リソースガイドの2020/9/28配信号では、

【新型コロナ】外出自粛により生活リズムが変化 生活が夜型になった人は体重が増えやすい

”新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響を受けて、外出自粛やテレワーク、オンラインでの仕事が増え、生活リズムが変化したという人が多い。約3万人を対象に行われた調査で、外出自粛により生活が夜型化した人は体重が増え、朝型化した人は体重が減ったことが明らかになった。”

基本的に、ヒトには朝型と夜型があって無理に違うタイプに修正させようとすると自律神経機能に無理が生じて失調症状を起こしやすくなるということと、そもそもヒトのカラダは朝早くに起きて夜早くに眠るように設計されているから設計図と違う生き方をしている夜型人間は太りやすくなるということは、コロナ禍以前から指摘されてきていたことです。先日ここで紹介した『時間栄養学』の考え方も、これを支持しています。

今回、コロナ禍という共通の環境において、コロナ前と生活パターンが変わった場合を比較していますが、結果としてはコロナに関係なく『睡眠時刻が朝型(早寝、早起き)になった人は体重が減り、夜型(遅寝、遅起き)になった人では体重が増える傾向があることが分かった。』ということです。コロナ禍は、外出自粛やテレワークといった今までにない生活パターンを突然強いてきましたから、意図的に動こうとしない限り運動不足になるというのは確かかもしれません。もっとも、都会と違って田舎ではもともと車生活なのでコロナ前から運動時間を確保できていたわけではなく、運動量が減ったことよりもダラダラ食う機会が増えた(外食は減ったが家にいるといつでも食べられる)ことの方が太る要因になるのかもしれません。むしろ、通勤に費やしていた朝晩の時間が完全に自由になったから、コロナ前より運動できるようになったという話も良く聞きます。

結局、「コロナ太り」と「コロナやせ」は自分の心がけ次第、というかそもそもの自分のしたい生活パターンに近づけたかどうかにかかっているだけなのかも知れません。

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