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喉元過ぎれば(前)

来年度から首都圏のJRが始発を遅らせて最終を早める予定だとニュースで云っていました。終電が最大37分早まるというので、どんな影響が出るのか色めき立っていましたが、どうせ、そうなったらすぐに慣れます。それだけ遅くまで飲めなくなるとぼやく人もこれで付き合い酒しなくて済むと喜ぶ人も、最終前の客が減ると収入が痛手だと不安がる飲み屋の店主も、そうなってしまえばそれなりの対応をしていくでしょう。

”働き方改革””ブラック企業””過労死””仕事の質”・・・いろいろな問題が一気に吹き出た昨年、コンビニや牛丼屋を夜の時点で閉店したらいいのではないかとなったら、それに関わる流通機構のすべてが影響を受けるからそうはいかない!とストップされていたのに、今年になって新型コロナの影響で客が居なくなって、イヤでも閉店を早めなければならなくなったらなったで、生きていくために皆工夫をして、「絶対ムリ!」と云っていたことが実現した。そんなことは山ほどあるから、きっと生活様式を変えてしまえばまた皆が何事もなかったかのような平穏な生活に戻ることでしょう。今の若い人たちは、今の生活が当たり前だから、それが不便な方向に変わるなんて言語道断だと思っているのでしょうけれど、すぐに慣れてしまえると思います。ついて行けないのはいつもわたしたちのような昭和生まれの年寄りだけ(ま、今のわたしの生活ではそもそも何も影響を受けることがありませんが)。

(つづく)
 

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