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喉元過ぎれば(後)

(つづき)

ただ、約10年前の東日本大震災の折、日本中の街の灯りが消え、コンビニのライトが間引きされ、うちの職場でも職員はエレベーターを使わずに階段を利用しよう!と言っていたのに、そんなことなんかすべて忘れたかのように不夜城に戻り、わたしが階段に向かうのを尻目に若いスタッフは皆屯してエレベーターの箱が降りてくるのを待っている・・・今年の社会現象も、そのまま新しい生活様式としてできないことはないけれど、これをスタンダードに位置づけることはしたくないと多くの人が思っていることでしょう。

ま、そんな批判を書いているわたしですが・・・日頃の暴飲暴食の祟りで先週末にしゃっくりが何度も出るようになったとき、酒の飲み過ぎだけでなく食べ物を丁寧に食べないから逆流性食道炎を起こしてそれがきっかけでしゃっくりになることを自覚したわたしは、週明けのお昼のお弁当を食べるのにいつもの5倍くらい時間をかけて食べました。「飲み込みかけて、まだ噛めそうだったらあと数回噛んでからゆっくり飲み込む」・・・日頃、人間ドックの結果説明時に自分で云っていることを実践したわけです。そのおかげでしゃっくりが出なくなり、そのまま夜もビールを飲まずに夕食を丁寧に噛み倒すことによって無事に胃のトラブルは解決しました。で、その後どうしたか? 翌日のお弁当くらいまではマジメに取り組みましたが、胃の調子が戻ったら、なかなか噛んではいられない。「噛まなきゃ」とココロでは戒めるのだけれど、面倒くさくて。せめて,お酒だけはしっかり減しましたが、さてさていつまで続くことやら。カラダから発したレッドカードも、謹慎期間が過ぎたらすべてを忘れてもとの生活に戻ってしまうのが、ヒトのサガ。

喉元過ぎればなんとやら、です。

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