今年の10大ニュース?
友人がフェイスブックに『私の10大ニュース』とやらを書き並べているのを眺めながら、「こんな何もできなかった年によくも10個もニュースがあるねえ」と思いましたが、確かに彼の箇条書きを見ていたらいろいろあったなと気付きました。「ちゃんと具体的に思い出さないとどんどん忘れていって呆けていく気がするんです」っていうの、なんか分る気がします。
ということで、2020年の大晦日にわたしもアタマを巡らしてみました。
新型コロナ(COVID-19)で始まり新型コロナで終わった(大晦日にして全く終わるどころの騒ぎじゃないが)2020年。自然淘汰の大きな波が地球を襲いました。各々の人間性とエゴイズムが顕著に表れた1年でした。世界情勢はどうでも良いと思ったけれど、トランプ騒動に明け暮れ(負けてみると意外にトランプ派のやってることの方が世界を正しい方向に向かわせていたのかもしれないと思ったり)、何となく北朝鮮と韓国が色あせる一方で中国だけが独り台頭の勢いなのに恐怖したりする。7月の豪雨があの人吉の街を一瞬にして消し去り茫然自失になり、前代未聞の大型台風が直撃するというので熊本県民全員が身を潜めて固唾を呑んだかと思えば、とんでもない猛暑が秋深まっても蔓延り続け、マスクや換気の義務の中で初めて熱中症の恐怖におののいた年でした。あるはずだったほとんどの行事が取りやめられ、今までどんなことがあっても続けられた”伝統の行事”ですら、いとも簡単に中止を選択させられました。東京オリンピックはどうなることやら。そんな中で、我が家の10大ニュースは・・・?
1.今の職場の勤続30年表彰を受けた。2月に新潟で行われた全国学会に参加しました。飛行機や新幹線で学会に行けたのもあれが最後でした。
2.3月にやっと医局長の職務を降ろしてもらえた。最初は自分の存在価値がなくなったのではないかと寂しくなったりしたけれど今はすっかり慣れました。面倒くさいシガラミの諸々を考えなくて済むのはとっても楽。
3.初めて養生テープを使った。史上最大の台風が上陸するというのでホームセンターに行ったらすでに1本も無くなって焦りましたが、通販で買うことができました。春にはマスクやアルコールだけでなく体温計や体温計の電池が世間から消えましたが、常にいち早く動く妻の機転で事なきを得ました。
4.Web学会初体験。学会はことごとくリモートになり、最初は不安だったがやってみたら楽。仕事を休む必要もなく、旅の予約に右往左往することもなく、しかもLIVEならどれか一つしか選べない演題を聴く気があれば全部視聴できる。必要な専門単位は登録して一度アクセスするだけでゲットできる。なんて素晴らしいんだ! もうこのまま今後もWebで行えばいいんじゃないのかと思った次第。
5.妻のボンボンキャンドルが想定外の大ブレイク。大晦日、あすの元旦も毎日夜遅くまで頑張る姿に頭が下がる思いでした。
6.セイラが11月に12歳になりました。まだまだ元気でいてほしい。
7.義母は満86歳。アキレス腱切ったのに根性で歩けるようになり、いまだに意地でも杖を使おうとしない。あれが若さの秘訣か?
8.視力が落ちました。特に右目の白内障はかなり進んでいる様子。眼科医に注意されたので運転中はいつもサングラス。これ格好付けているわけじゃないから。コンタクトレンズで使う老眼鏡も一段階強くしないとよく見えない。
9.大分トリニータ観戦に行けた幸せ。無観客試合から始まって最初にドームに行った時にはドキドキしたけれど、あのマジメな観戦なら絶対に感染することなんかあり得ないな、と確信しました。
10.とにかく今年は新型コロナ。何はなくても新型コロナ。大晦日まで感染することなく無事に年越せることに感謝。手洗いなんて大嫌い(自分の皮膚を傷めるから)なわたしがとことん手洗い。マスクと手洗い、さらに毎日の体温測定の義務のおかげでインフルにも罹らず。
ほら、10個なんて簡単なモノさ。あ、まだあるぞ。
11.友人がDAZNに入会した。2回線をシェアさせていただいて快適にアウエー戦観戦できるようになりました。ありがたや。
さて、ほかに何か無かったかしら。
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