もの忘れ
最近の私のもの忘れときたら、自分でも呆れるほどにひどくなってきました。
朝、「いってきまーす」と云って玄関を出て、駐車場の車に乗り込むあたりで「財布を忘れた」「スマホを忘れた」と気付いて引き返すと、すでに妻は玄関の鍵をかけて二階に上がってしまっていたりするわけで、最近は一度は引き返すことを前提に鍵をかけないでいてくれます。ここで気づけば良いけれど、職場に着く前(あるいは着いて車から降りるところで)に忘れ物に気付いて落胆することも少なくありません。さすがに、免許証入りの財布を忘れて運転したことがないのだけが救い。
あとでこれを玄関に出そうと思ってとりあえずポケットに入れた牛乳の空瓶とか、使ったコンタクトレンズケースを洗面後にポケットに入れて自室に上がったりして、いろいろ作業をしている最中にふとポケットに手をやって「これ、何?」「なんでこんなものがここに?」なんて思うことも少なくない昨今。本当に私の痴ほうはもうすぐそこまできているなと自覚しております(まだ、ちょっと考えて、さっき自分でポケットに入れたんだと気付いているからギリギリセーフか)。
で、最近はwellness Programの必需品である活動量計(まめ太郎2020)が必携グッズとして加わったので、一層スカスカになってきた私のアタマを悩ませます。仕事に行くときに部屋着のズボンから外して外出用のズボンに付け替えなければならないのです。ここでつい付け忘れる。部屋着から外して外出用ズボンに履き替える間にすっかり忘れる。昨日なんて、「そうそう、これをすぐ忘れるんだよな。まだ今日は意識しているから大丈夫だけど」と自分で確認しておきながら、例によって、出発前車庫での持ち物自己チェックの時に「あ、まめ太郎を忘れてきた」と気付いて、恐縮しながら二階の寝室まで駆け上がったのでございます。
くわばらくわばら。こんなことを何年かごとにここに書いている気がします。進歩も退化もありませんが、「まあこんなもんやろかな」と壊れゆく自分に抗わなくなったことを容認するようになった今日この頃であります。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- パンツのゴム(2021.02.22)
- 休日の朝(続編)(2021.02.19)
- 地元飲食店応援プロジェクト(2021.02.15)
- 休日の朝(2021.02.13)
- 昭和の発想(2021.02.11)
コメント