ウイズコロナ時代の運動ガイドライン
<【Withコロナ時代】運動・スポーツを通じて健康二次被害を防ぐポイントは? スポーツ庁がガイドラインを公表>
巣ごもり生活の影響で運動不足やストレスから心身への健康二次被害が懸念されているため、スポーツ庁を通して、安全に運動やスポーツを行うためのガイドラインが提示されたそうで、配信されてきた保健指導リソースガイド(2020年12月08日号)に報告されていたので紹介します。
”スポーツ庁は、運動・スポーツを通じて健康二次被害を防ぐためのリーフレットやガイドラインを公表した。「子どものいる家族」「高齢者」「テレワークで座位時間が増えた労働者」をターゲットに挙げ、それぞれに運動・スポーツを実施してもらうためにアドバイスしている。”
新型コロナの影響で
1)1日の歩数が減少
2)体重が増加
3)運動不足や生活リズムの乱れにより集中力が続かない
4)テレワークで「肩こり・腰痛・目の疲れ」などの不調が増加
5)座位時間が長くて血流の悪化や血栓リスク上昇
などが報告されており、それを解決するのに運動やスポーツが大きな役割を果たすことが期待されています。
そのメリットとして、
1)免疫力の向上、感染に対する抵抗力の増加
2)ストレス解消・メンタルヘルスの改善
3)体重コントロール
4)体力・筋力の維持向上
5)血流改善→腰痛改善・良好な睡眠
などが挙げられています。その効果は十分理解できるけれど、世間の第3波の新型コロナが猛威を振るっている中で外に出るのは怖い! 自治体も政府も『不要不急の外出自粛』を!とアピールしているじゃないか!ということで、スポーツ庁は「子供のいる家族」「高齢者」「テレワークで座位時間が増えた労働者」の3つのパターンに特化して別々の具体的な提案をしています。各々パンフレットができているのでご参照ください。
まだまだコロナ禍は続くことでしょう。第1波の時に比べれば皆慣れてきた感があり、「罹れば皆人工呼吸器か死」という呪縛にとらわれていた時に比べると「なんとかなる」感が漂ってはいますが、それでも今は冬だから、今の方がウイルスは元気。そんな中での運動の意識。単に「健康のため」とかいう予防概念だけでは人は動きません。それでなくても人には”運動欲”という欲は存在しない上に、世間はめちゃくちゃ寒いのですから。何か、動かずにはおれない気持ちに駆り立てるきっかけが欲しいものです。
もうひとつ、とても気になるのは、周りとのコミュニケーションの減少・・・。
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