間食、早食い、寝る前の食事
”間食、早食い、就寝間近の食事という3つの習慣のうち、あてはまる数が多い人ほど肥満や腹部肥満の人が多いという。久山町研究のデータを、九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野の吉田大悟氏らが解析した結果であり、詳細は「Nutrients」に10月16日掲載された”
CareNet2020/12/29号で配信されたHealthDay Newsの記事です。
さもありなんの内容で、「云われなくても分かっとるわい」と云いたくなる内容でも、きちんとデータ化して該当者に突きつけるのは重要な行動変容のための方法ではあります。
久山町研究のデータを用いて、「間食をするか」、「他人よりも食べるのが速いか」、「就寝前2時間以内に食事をするか」という3つの食習慣について解析(2014年に住民健診を受診した40~74歳の福岡県久山町の地域住民1,906人(男性43.8%)について)した結果、どんな肥満に関連する因子で調整しても、この3つの食習慣に該当する数が多いほど肥満・腹部肥満の頻度が有意に高いという結果です。特に、『若年者、男性、就業者』にその傾向が顕著・・・夜遅くまで働いて帰ってきてから爆食いしてさっさと寝る、あるいは昼間はゆっくり食う時間がないから短い時間でバタバタ食うか空き時間に空腹に任せてお菓子を食う・・・「こんな仕事をしている間はしょうがないでしょ」と言い訳しながら、それでも若いから太っていてもさほど切実な問題だとは思わない。こんな連中に、たとえこんなデータを健診や特定保健指導で並べられても素直に生活を改めるとは思えないのです。何か良い方法はないかしら。
今は、超ビッグサイズのかっこいい服が多すぎるから大きくなっても気にならないのかしら。しかも、太っていてもさほど異性から毛嫌いされないし・・・思い起こせば、わたしがまだ超肥満時だった小学校低学年から高校卒業までのころ、巷にはわたしが着れる服はほんの少ししかなかった。中学生なのに、どこぞのじいさんが穿くような地味なでっかいズボンしかなく、LLサイズ自体が数が少なくてデザインや色よりもまずは「入る服はどれ?」というところから服選びが始まる・・・そんなこと今はないものなぁ。今は超でっかい服でも返ってオシャレだったりするし・・・ここが最大の問題かもしれないかも?(笑)
全く横道に逸れた結論になって、ごめんなさい。
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