気付きたくないけれど。
「あなた、最近、お酒飲むとすぐクシャミするようになったね。お酒が合わなくなったんじゃないの?」
妻が云う。しまった、気付かれたか。実はクシャミだけではない。鼻詰まりもするようになってきた。まるで、花粉症と同じではないか。酒の中ではビールのときが一番明確なようである。その次が日本酒。飲むのを終えるとほどなく症状は消える。
できるだけ気付かないふりしてたのだけど、これからどっちに動くのかなぁ。どんどん拒絶反応が強くなるか、それとも今を底にしてこれから克服して持ち直してくるか。どうも前者のような気がしてならない。
それを考えると、今のうちにいっぱい飲んでおいた方がいいのかなとか姑息なことを考える。と、ところがである。最近、ビール350ml缶の2缶めに入ったら急に眠気がやってきて、飲み終わった頃にはほとんど酔っ払いで目が開けておれないほどに眠くなるようになってしまったのです。そんなこと、よほど疲れていたり睡眠不足だったりしない限り、1年前までのわたしでは考えられなかったことだ。たぶん、今でも、外での宴会とかならもっと飲めるのかもしれないけれど(コロナ禍でそんな機会は皆無になりました)・・・。家では、呑めなくなったなあ、と痛感。なのに、「そんなはずはない」とばかりにお替わりしてみたり焼酎や日本酒を加えてみたりして、何度撃沈したことか・・・。
かつて、「自分のは長生き志向なんかこれっぽっちもないから」と云って誰に注意されても意地でもタバコをやめなかったのに、突然カラダが受け付けなくなって(もらいタバコしたレベルでも、翌朝の吐き気やシャックリが激しくなるし、ちっとも美味しいと感じられなくなって)やめざるを得なくなったことを想起させる。酒飲むと、カラダが「No!」と云い始めるって、考えただけでも、恐ろしいわ。
時とともにアレルギーがひどくなって、今まで食べられていた大好きな食べ物がどんどん食べられなくなって、間違って食べた後に激しい下痢でトイレに何度も駆け込む妻の姿を見ていると、『自分のカラダが何かを拒絶するようになる』って気が遠くなるほど大変なことなんだな、と痛感しています。
PS)こんなことをヌケヌケと書きながら、実はちょっと検索してみたらすでに3年半前には気付いていた(汗):『晩酌をやめるとき?』・・・まあこの頃より明らかにキャパが落ちているのは確か。
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コメント
東洋医学的には酒は陰性です。よって、陽のものをあてにすると症状は軽減する(筈)です。私は生涯飲み続けます(笑)。
合気道の師匠、斎藤 守弘先生は食道がんで手術をしても、「酒が飲みたいから」とさっさと退院してしまいました。結果、再発し天に召されましたが、ご本人は本望だったと思います。
投稿: コン | 2021年2月19日 (金) 16時58分
コンさん
ご無沙汰しています。
その『陽のアテ』の例を是非教えてください(笑)
休肝日を作ると途端に体調が悪くなるから、という理由付けして飲み続けていますが、ちょっと自信がない今日この頃です。
投稿: ジャイ | 2021年2月19日 (金) 18時56分