爽やかな朝
朝、ちょっとだけ眠い目をシバつかせながら診察室までの階段を上がっていると、上から降りてきた若い事務スタッフのお嬢さんとすれ違いました。
「おはようございます!」
朝からとても元気な爽やかな声がマスク越しに届きます。
「あ、おはようございます!」
慌てて返事を返しながら、すれ違う前とすれ違った後では全然気分が違うことに気付きます。
「うん。いいよね。朝から元気をもらえるよね」・・・ひとりそう思いながら診察室に入りました。別に何ということもなく、うちの職場には若い女性スタッフはもっとたくさんいて、みんな元気でエネルギーをたくさんわけてくれるから、それだけでも得している(きっとそのおかげでわたしは日頃から若さを保てているのだと思います)のだけれど、こういう爽やかなあいさつのコトバ1つが、八方塞がりの運気に入ってきたオヤジには響くのであります。
昔、新婚の頃、車を運転していてふと窓から見たときに道路の向こう側を歩いていたお嬢さんがとても爽やかで、車を動かし始めたときに夫婦同時に「今、とても爽やかなお嬢さんがいたね」と叫んだことをいまだに鮮明に覚えています。道に芸能人や女優さんが歩いていたとかいう”オーラ”とはまた違う、しかもその人がこっちを見てくれたとか何か話しかけてきたとかそんなこと全くないのに、ただ見かけただけで皆がとても爽やかな気分になる。これ、ものすごいだと思います。その後、そのお嬢さんは一度も見かけたことがありません。今回のことは、日頃から面識のある若いスタッフさんとのことだから、あの時のような感動ともちょっと違う感覚でした。歳取ったからかもしれません。決して変な下心などありませんので、ご心配なく。
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