地元飲食店応援プロジェクト
『地元飲食店応援プロジェクト 冬Ver.のご案内』と書かれた知らせが今年から医局長になったS医師から配信されました。
毎年1月に開催される予定だった医局新年会がこのご時世のために中止になったので、そのために組まれていた予算を使って、病院近傍の飲食店を応援しよう!と提案されたものです。つまり、各人が宴席で使う予定だったお金を店のテイクアウト商品を買うための商品券として各人に還元するので、積極的に使ってほしい、という趣旨です。
コロナ禍で大変なのは医療機関だけではありません。特に飲食店の痛手は目を覆うモノがあります。中止になった宴会の予算は、職場としても決してバカにならない金額なのだから使わずに病院の赤字の穴埋めに使う方法もあったとは思いますが、それを医局長の大英断でこんな使い道に活かしたということに、わたしは拍手を送りたいと思います。
もともと夏の暑気払いや冬の新年会はたくさんいる医者間の親睦を図る目的で行われますが、実際には仕事が忙しくて参加できない医者も少なくありません。彼らは結局医局費の恩恵を受けることなく食事を放棄することになるわけで、それを考えたら今回の方が返ってありがたいし、上手く使えば、いつも陰で支えてくれいる家族においしい弁当を持って帰ることもできます。ありがたや、ありがたやです。=
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