今から掃除するつもりなの?
妻をディスってばかりでごめんなさい。
掃除大好き人間のわたしは、毎週末に家の掃除をします。働き方改革で有給休暇や振替休日も多いので、その都度掃除機を出したりすることもあります(できるだけやらないようにガマンしていますが、他にすることがないと、つい)。
そんな時に「え?今から掃除するつもりなの? そんなに汚れてないよ?」と妻に云われることがあります。「掃除は、汚れてからするもの」という概念と「掃除は、汚れないためにやるもの」という概念のぶつかり合いは、いつも平行線であります。だから、わが家の掃除は、基本的には彼女が外出している時か仕事に没頭している時を狙って行います。
自ら認める”片付けが苦手”な妻。何度片付けても食卓の片隅に積み上げられていくわらわらを眺めながら、「使ったモノをその都度元に戻す」それだけのことでいいのに、なぜそれができないのだろう?と思ってしまうわたし。きっと、わたしと同じ性格の人はみんな同じことを思っていることでしょう。でも、できないものはできない。『片付け上手の簡単片付け術』なるテレビ番組の類いを見る度に思う・・・簡単だろうがなんだろうが、片付けが苦手な人は片付けたいけど要領が悪いのではなく、”片付ける”という概念が根本的に違うから、きっと片付けられないと思う(云われたとおりにすればできるけど、習慣にはできないのだ)。なぜかというと、そうすることでインセンティブが得られるとは思えないからです。掃除にしろ、片付けにしろ、自分は別に困らないわけだし、仕事などの共同生活の場では周りに迷惑かけるからやむを得ずするわけで、それをすることで褒められるとか一目置かれるとか代わりに何かをしてもらえるとか、そんなメリットがないならしないはず。
そもそも”掃除好き・片付け好き”の輩(わたしを含めて)には到底理解できないことなのであります。でも、彼らは決して”なまけもの”とか”だらしない”とかではないということは、理解しましょう。
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