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大酒飲みの女性

女性が多量飲酒をすると乳がんリスクが1.7倍に上昇 女性ホルモンが影響か 日本人女性16万人対象の大規模調査

 ”女性がアルコールを飲み過ぎる習慣を続けると、乳がんの発症リスクが1.7倍に上昇するという調査結果を、愛知県がんセンターがまとめた。 過度の飲酒ががんの発症リスクを高めることは知られているが、今回の研究は約16万人の日本人女性を対象に行ったはじめての大規模な調査研究であり注目される。”(保健指導リソースガイド2021年03月02日号)

日本人女性の体質は欧米人女性とは違う(もともと飲酒量も少ないし、代謝産物のアセトアルデヒドの分解酵素が少ない)ということで、日本人女性を対象にして調べた結果が上記の内容なのだそうです。もともと、食生活の欧米化や不健康な生活パターンが乳がん増加の原因だとは云われてきています。15万8000人が対象の研究で、”2,208人が乳がんを発症し、乳がんになったグループの喫煙率は60.6%、飲酒率は78.5%といずれも高かった”そうです。結局日本人女性でも欧米人と同じように大量飲酒によってエストロゲン(女性ホルモン)の濃度を上昇させて過剰になることで発がんを助長するのだということがわかったそうです。

最近の日本では、若い男性ほど酒を飲めない(飲まない)人が多くなり、一方で若い女性ほど大酒飲みの人が増えているように見えますから、「乳がんを予防するためには若い頃から飲酒は控えめにすることが重要です」と云われても、ねえ。

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