運動と睡眠の関係
”筑波大学は、運動を行うことで、質のよい睡眠がとれ、より短時間で効率よく「睡眠要求」を満たすことができるという研究を発表した。
睡眠時のゆっくりとした脳波である「デルタ波」をエンベロープ解析するという新しい手法で、脳波の活動を多角的に調べた。
その結果、⽇中に活発なウォーキングなど、最⼤酸素摂取の60%程度の強度の運動を1時間⾏うことで、夜は質のよい睡眠をとれ、デルタ波が睡眠の前半に集中して⼤幅に増えるという。”(保健指導リソースガイド2021.3.30配信版)
”昼間の活動によってたまった身体と脳の疲労をとるため身体は睡眠を要求する”という『睡眠欲求』は、健康的な生活をしている人なら実感としてわかるでしょう。わたしがこの記事で興味を持ったのは、運動の種類と質の問題です。『激しい運動は睡眠の質の主観的な改善、および客観的な深い睡眠時間の増加にはつながらないものの、より安定した深い睡眠を誘導していることが明らかになった』とか『⽇中に最⼤酸素摂取の60%の強度の運動を1時間⾏うことで、夜は時間が短くても質のよい睡眠をとれ、深い睡眠の指標であるデルタ波が睡眠の前半に集中して⼤幅に増え、安定性を強められる』などの研究結果。これらは、うまく自分の生活にも活用できるかもしれません。
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