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思ったほど足が上がらない

自分の身体能力を過信している高齢者は体力が低下しやすい

 ”年齢を重ねると、「自分はまだまだ元気だ」と、自分の体力を過大に評価してしまうことがある。しかし、高齢者が外出頻度の低下などで身体活動量が低下すると、自身の身体能力を過大評価してしまう傾向があることを、東京都健康長寿医療センター研究所と東京都立大学の研究グループが明らかにした。体を積極的に動かすことを習慣にし、自身の体の状態についてよく理解しておくことが、体力の低下を防ぐために重要であることが示された。”(保健指導リソースガイド2021.3.30配信版)

『歩行中に障害物を跨ぎ越そうとするとき、もし自分の跨ぎ越し能力を過大評価していると、自身が思っていたよりも足が上がらず、障害物につまずきやすくなり、転倒につながる可能性も高くなる。』っていうの、とても良くわかる。自分が想定しているほど足は上がってないから、何もない平地でも躓いて転びそうになることが時々あります。今回の研究で自己能力評価を跨ぎ越しテストというやつで行ったところ、『外出頻度が低い高齢者ほど自分の能力を過大評価(または過小評価傾向が縮小)する傾向がある』との結論。たしかに、ちょっと動かないだけですぐに筋力やバランス能力が落ちてしまうのが高齢者の避けて通れない現実なわけで、それなのに以前動いていたときのイメージで考えるから、自分の想定と現実のギャップの大きさがトラブルを招くことは、容易に想像できます。

この記事では、そんな高齢者のために『フレイル予防アプリ:スクワット・チャレンジ全国版』とやらも紹介されていましたので、気になる方はぜひクリックしてみてください。

あれ?iphoneではできないの?

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