新しいもの
先日、新しい財布を買いました(今年の私は『八方塞がり』で新しいことをしてはいけないと云われているので妻に買ってもらいました)。新しいモノに換えて困るのは、使い勝手が完全に変わってしまうこと。今まで使っていた財布も何年か前に買い換えたときになかなか慣れなくて苦労しました。
自分が使いやすいように工夫して仕様を決めているのにそれを根本から変えなければいけないとき、「なんて使いにくいんだ!」と思ってしまいます。これは通勤カバンなどのプライベートの品でもそうだし、職場のコンピューターシステムの仕様変更などの大きな品でもそう。そして、結局「前の方が良かった」と思うわけです。よほどその前に使っていたモノが使いにくかったのでなければ、おおむねそんな感じです。それを使い始めた頃には同じ不満を漏らしていたくせに、それをすべて棚に上げて云うのです。でも、愚痴を云いながらもまた新しい工夫をするうちに慣れていく。今では、職場の新しいシステムも、毎日使うこの新しい財布も、もう長い間使い込んでいるかのようにしっくりと馴染んでしまっています。「あたらしい財布どう?」と妻に聞かれたら、迷わず「これ、なかなか良いよ」と答える今日この頃であります。
そういえば、昨年妻が買ってきてくれた玄関の靴べら。前に使っていたのと比べると大きすぎて仕舞うところがない。第一、今まで使っていたモノの行き場もない。「あなたが『靴べらがほしい』って云うから買ってきたんじゃない」「ボクは仕事先とか移動先で使えるように『携帯用のがほしい』って云ったじゃない!」などとちょっと揉めましたが、今では当たり前のように以前あったのとはまったく違う場所に鎮座しています。そして前から使っていた靴べらは職場のロッカーに落ち着いています。どっちも、ちょうどいい大きさで納まっています。良きかな良きかな。
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