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退屈な毎日

今年のゴールデンウィーク、わたしは8連休でした(3月までに未使用だった振替休日もフルにいただいて)。残念ながら、日本中の新コロ禍の影響、特にわたしの住む熊本県独自の緊急事態宣言下において、予定していた遠出もすべて取りやめとなり、基本的にすっかり巣ごもり生活の8日間でした。まあ、昨年は巣ごもり9連休でしたから、今年が特別なわけではありません。

そんな休みの最終日、所用を済ませてからずっと家に居ましたから、うちの愛犬の1日を眺めていました。朝5時45~55分になったら目覚まし時計代わりに「ワンワン(起きろ~)!」と吠え始めるところから1日が始まり、おしっこしたら朝飯。いつも変わらぬ安定のドッグフード。普通なら朝7時には出て行く父さん(=わたし)が朝から散歩がてら一緒に連れ出してくれる。でも、その後、夕方の散歩まで何もすることがない。お母さんは静かに仕事(家でキャンドル作り)しているし、他の家族は居ないし、郵便屋さんや運送屋さん以外にお客さんも来ない。ついついうたた寝もしてしまうし、刺激もないからつい居眠りしてしまう。もともと、牧羊犬として生まれてきたカラダなのだから、本来なら一日中でも走り回っていたいはずなのに。昼下がりに、玄関のタイルの上でつまらなそうにうつぶせになっている愛犬の脇によってカラダを撫でてみました。尻尾は振るので嬉しいのだろうけれど、半端に戸惑っている風でもある。一旦庭に出すとそのまま帰って来ずに外にずっと居ようとするのも分かる気がする。

そんな彼女を見ていたら、わたしも定年退職後にはこんな穏やかだけど超退屈な毎日になるのだろうなと思うとちょっと憂うつになりました。そりゃ、呆けるわ。働かせていただけている今の生活の幸せを噛みしめております。そして、けだるそうに上目遣いでわたしを眺めながら力なく尻尾を振る老犬が愛おしくてたまらなくなりました。

 

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