自分で決めてください
巷を賑わせ、地球に住む全人類の中でも特に日本国民を悩ませているのが新型コロナワクチンの問題。まあ、新型コロナ感染自体でも有象無象、喧々囂々、専門家からそうでない人まで、又聞きの又聞きの人たちまで併せて、大騒ぎの様相ですのに・・・。
これまでのワクチン(不活化ワクチンや生ワクチンなど)と違い、新型コロナワクチンは”遺伝子をいじくる”という人類がいまだかつて踏み入れたことのないことを人類全体で人体実験しているようなものだから、今の騒動もある程度分かる気はします。でも、多くの一般国民にとっての問題は、ワクチンは打つべきか打たざるべきかの選択を今迫られているということにあります。じっくり様子をみる余裕がないのです。
「単なる感染症で大部分が無症状なのにどうして国を挙げて右往左往するのか、そもそもそんなものを指定伝染病にするからこんなことになるのだ、なのにテレビに出る医者は何も云わない。それは厚労省が保険医資格権限を牛耳っているから逆らえないのだ」とか、あるいは「遺伝子に向かって操作するワクチンは自己免疫をずっと刺激する物質を体内に打ち込むので、直後の副反応や血栓の問題よりもむしろ5年後10年後に免疫系の難病が誘起されたり生まれてくる子どもに奇形が生じたりする危険性があるのが問題なのだ」とか、地上波では封印されている諸説がSNSやYoutubeを通してかなり飛び交っています。一方で、今をどう凌ぐかが急務な現状で、ワクチン接種を受けることが正義・・・接種を受けていない人は公共施設に入れないとかお店やホテルを利用できないとか、あるいは海外渡航を許さないとか、そんな差別も生まれそうな勢いです。生活や金が絡んでいますから、この両極端の意見はあちこちで大喧嘩を引き起こしそうな雰囲気になっています。
「どっちが本当なんか?」と怒り心頭な皆さま、アカデミックな世界と無縁になった偽医者のわたしが云うのもおこがましいですが、たぶん、正解は誰も知りません。なぜなら、誰も経験したことがないからです。専門家と称する方々も、今までの自分の経験と知識に基づいて意見を主張しているに過ぎません。残念ながら、この地球規模の人体実験は10年、20年の長さで検証しない限り答は出ないのであります。だから、結局「今どうするか」はその判断材料になる知識があるかないかに関わらず、まったくの自己責任の領域だということになります。「正確な情報が少なすぎて、素人にそんな判定なんてできないよ」と叫んでも無駄です。自分で考えて、自分で決めてください。
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