老化予防に有酸素運動かぁ
<高齢者の脳の老化予防に効果的なのはウォーキングなど「有酸素運動」 記憶力が低下する前に運動を始めることが大切>
”名古屋大学は、高齢者の認知機能の低下の予防するために、どのような運動が効果的かを明らかにしたと発表した。さまざまな運動の要素のうち、高齢者の記憶力の向上に有効だったのは、ウォーキングなどの有酸素運動だった。研究成果は、認知症を予防するための効果的な運動介入プログラムの作成に役立つものだ。”(保健指導リソースガイド2021年06月28日配信号)
認知機能低下に何らかの自覚がある人たちに対して行った検討で、有酸素運動、レジスタンストレーニング(筋トレ)、両者の複合運動のどれが効果があるかと云えば、有酸素運動だったのだそうです。複合運動でも良さそうな気がしたけれどそれには有意差がでなかったそうで、ちょっと意外でした。『1回60分・週2回の有酸素運動を行うと記憶力は向上』するそうです。ご参考までに。
ん~、でもそうかなぁ。最近、物忘れが多くなり話すときにワードが出なくなることが頻発しているわたしは、何年も前から毎日1万歩以上歩いているし、筋トレなんかしていないのだけれど、物忘れが良くなった印象がないですねぇ。「それだけ歩いているからこそ認知機能が今のレベルに維持されているんです」と云われてしまえばそれまでだけど・・・。有酸素運動の方が筋トレよりも認知機能低下防止に効果があるというのは理解できるし実践のモチベーションになるだろうけれど、高齢者でも基礎代謝維持に筋トレが良いことは明白なのだし、どうして「複合運動に勝るモノはない」のではないのか? そもそも、「呆けたくなかったら筋トレなんかするより歩け!」と云い放ってもいいものなのかしら。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 高齢者は気が散りやすい(2023.06.03)
- 糖尿病の寛解?(2023.06.05)
- 霜降り筋(2023.06.01)
- ヘルスチャレンジ第二弾(2023.05.30)
コメント